以前は土木関係の仕事をしていたんですが、やればやるだけ上達していく溶接の世界が楽しそうだなと思いこの世界に入りました。
自分で言うのもなんですが細かい作業が好きで得意だったんです。
ただ溶接技術は本山製作所に入社して初めて触れたので最初は苦労する事が多かったです。溶接箇所の漏れがあったり、安定した溶接が上手くできなかったりと。分からないことだらけの中、社長に少しずつ溶接の技術と知識を教えてもらい、手を動かしていくうちに段々と上達していきました。

今でも仕事をしていて自分でも納得のいく仕上がりのものができた時は写真を撮ったりして保存しています。「どうやったらこうなったのか」「どうやって付けたのか」など色々な角度で考え、綺麗な溶接の仕方を常に研究しています。

職場の雰囲気もとてもよくて働きやすい環境です。休日は釣りによく行くんですが、入社したての頃は会長さんによく川釣りに一緒に連れて行ってもらい色々教えてもらいました。

溶接は研究して試行錯誤することで常に上達していくのが実感できるのでやりがいもあり楽しいですね。綺麗な仕上がりで溶接するにはどうやればいいのかを毎日意識して仕事に向き合っています。溶接の技術も上には上が沢山いるので綺麗な仕上がりの溶接を見るたびに自分もあのレベルまでなりたいなと思います。

本山製作所で働き始めたきっかけは本山社長と地域の消防団でつながりがあった事で声を掛けていただきました。当時たまたま転職先を探しているタイミングで、社長に「溶接にもし興味があれば一度会社を見に来てみないか」と誘ってもらい、その時に初めて溶接の仕事を見させてもらい手に職の仕事に興味が湧き、そこからお願いしますという形で働き始めました。

最初の1年2年はむちゃくちゃ苦労しました。とはいえ今も常に先輩の背中を見て必死に食らいつきながら追いかけている状態ですけど（笑）先輩の背中を追いかけるだけでなく追い抜くくらいの気持ちで切磋琢磨しながら仕事していかないと良いものはできないと思っているので、学ぶことが多くて毎日仕事が充実していますね。
入社したての頃は先輩にサポートしてもらった経験は山程あります。初めの頃に比べたら頻度も少なくなりましたが今でも業務でサポートしてもらう場面はあり先輩方にはとても感謝しています。

以前は工場関係の仕事をしていたんですが、そこでは機械で製品を組み上げていく業務に携わっていたんですが、溶接は自分で色々なもの組み上げられたり付けられる、自分の技術で一つの製品を形にできる実感があるのでやっていてとても面白いです。他にも技術を行かせたり応用できる所が仕事のスキルとしての溶接の魅力だと思います。職場自体もとても働きやすい環境で、先輩の距離感が近く接しやすいです。分からないことや難しい内容の仕事も丁寧に教えてもらえるし、気兼ねなく技術を学べる環境が職場の働きやすさに繋がっているんだと思います。